私は数学が大の苦手です。嫌いでもありました。

 

しかし、あこがれと不安から、浪人一年目の夏休みに数学を勉強しようと決意しました。

 

夏期講習は、全部数学で埋めました。私は小学校からまともに数学を勉強してこなかったので、全くの一からです。一日8時間、一か月半、数学を勉強しました。全く分かりませんでした。ここまでものごとが分からなかったのは衝撃的でした。初めて大きな挫折を経験しました。

 

挫折感を味わってから、予備校に通えなくなりました。引きこもりなりました。

 

何とか頑張ろうとおもい、家の近くの図書館にいって勉強しましたがやっぱりわからず

心が完全に折れました。

 

実は、私は腎臓が悪く、食事制限がありました。お菓子はもちろん、みんなが食べている9割はたべられませんでした。

 

ですが私はストレスを感じると食べ物に逃げてしまいます。実際、毎日暴食してしまいました。

朝起きて、満腹感で眠くなるまでお菓子を食べ、寝て、また起きて、寝て。気持ち悪くなってもそんなことを繰り返していました。

食事制限しなくちゃいけないのに食べてしまった罪悪感、勉強しなくちゃいけないのしてない罪悪感、数学から逃げたいという思い、様々な思いが自分の頭を駆け巡り、ストレスが半端ありませんでした。

 

切り替えが全くできず、マイナスでしかないとわかっていても、朝起きたら、お菓子、チーズ、高カロリーの体を壊すようなものばかり食べる日々が続きました。

 

そんなことが日常になりました。

 

数学から逃げたいけど、大学に行かなかったら馬鹿にされる、数学出来なかったら馬鹿にされる

そんなことを理由に受験をやめられませんでした。

 

最初の頃は、このままじゃまずいと一週間に一回は机に向かっていましたが、

それも時間がたつうちに二週間に一回、一か月に一回。。。

 

とうとうまったくやらない日々続きました。

大学に願書を送らりませんでした

 

2017年2月になりました。

 

 

久しぶりに数学を解いてみると

 

あれ、なんかわかるぞ!?

 

と思いました。

 

それから一か月猛勉強しました。

 

今年は、予備校の理系のクラスに行って頑張りたい!

 

と思いました。

 

おばあちゃんに相談しました。

 

理系の勉強を一回頑張りたいから、予備校に行かせてください

 

と頼みました。

 

りょうが頑張るなら応援する。

お金を出す

 

といってくれました。

 

予備校代は100万円です。

 

今度こそ頑張るぞ!

 

と思い決意を新たに固めました。

 

東京理科大を目標に勉強することにしました。

 

理科は物理と化学選択にしました。

理科は全くの一からでした。

とんでもなく不安でした。

 

4月に予備校が始まりました。

不安で仕方なかったので誰とも話さず、朝7時から夜12時まで起きている中必死に勉強しました。

 

2か月後、初の模試。授業でやった範囲は9割とれました。とてもうれしかったです。

 

しかし、限界が来ていました。2か月ぶりに人間(その人間は友達)と話しました。

 

しゃべりが止まりませんでした。自分の意志に反して口が止まりませんでした。4時間ぐらいずっとしゃべり続けていたと思います。いかに話さなかったことがストレスを感じていたかここで初めて知りました。

 

そこから、崩れ始めました。

 

予備校に勉強だけしに行くのはつらすぎたので、友達に漫画を借りて、予備校に行くのを少しでも楽しくしようと思いました。

半年ぶりぐらいに漫画を読みました。すごくおもしろかったです。しかし、現実に戻りたくない気持ちがどんどん強くなって勉強になかなか戻れませんでした。

 

休日は友達と遊ぶと決めて遊びましたが、勉強したくない気持ちは変わりませんでした。

 

楽しくしようという工夫を諦めました。

 

2週間に一回休み始めました。食事もコントロールできなくなり始めました。

最終的に1週間に3日休みました。

 

夏期講習に入りました。

夏期講習も何個かさぼってしまいました。

7万ぐらいは無駄になってしまったと思います。

 

後期に入りました。

 

一週間に一回のペースで休んでいましたが、

 

何とか通いました。

 

その間、全く食事がコントロールできないなかったので、体調めちゃわる、しんどすぎました。

 

数学もいまいちわからず、やるのがしんどくなりました。

 

英語は好きではありませんたが、英語は必死に勉強しました。

 

センター試験

 

数学、物理、化学、国語は全くできた感じがしませんでした。

唯一英語は満点の自信がありました。

 

結果は、

数学2割

物理二割

国語4割

英語9割

 

でした。

 

二次試験は二校受けましたが、全くできませんでした。

 

2017年の受験を終えました。

2018年はどうしようかと一か月悩みました。

あと一年だけ家で頑張ってダメだったら理系の大学はあきらめよう、

もう一年だけ頑張ろうと思いました。

 

そこで予備校で仲良くなった数学の先生に家庭教師を頼みました。

一か月に2回頼みました。

 

お金は自分で稼ぐことにしました。

 

生活リズムを整えるためにコンビニで6時から9時まで働き、派遣でバイトをすることに

しました。

 

初めて一か月。

 

バイトが終わったら、夜10時まで数学を勉強していました。

 

しかし、やはり、まったくわからず。

 

しんどすぎました。

先生をうまく利用できず、ストレスばかり溜まっていきました。

 

食事制限がまたできなくなってきました。

苦しみから逃れるためにひたすらたべました。

バイトで得たお金は教材費に使うつもりでしたが、暴食するためにつかってしまいました。深夜2時に家を抜け出し、最も体にダメージを与えるラーメンを食べに行ったり、カステラかって、一気に一本たべたり、3000円ほどのお菓子をかって一日でたべる。

 

夜は、意味もなく徘徊していました。

 

3時に毎夜寝るようになり、とんでもなく体調がわるかったです。

 

バイト中はだるくてだるくて、コンビ二のバイトもまともにできませんでした。

 

 

あるひ、夜、39度の熱と謎の下半身の苦しみに襲われました。全く寝れませんでした。

次の日に病院に行ったら、背骨を圧迫骨折していました。

自分には原因がわかりませんでした。すごい重いものを持ったり、激しい運動をしたりした記憶はありませんでした。お医者さんに考えられる原因をきいたら、体のだるさが原因だといわれました。体がだるいときは、筋肉が弱まっていて負担が直接骨にきて、重いものをもたなくても、骨に負担が来て、圧迫骨折になってしまうそうです。

 

よくなるまでは、家で横になっていなければなりませんでした。

勉強は完全に中断することになりました。

不安でいっぱいでした。今年も勉強ができずにおわってしまうのか。。。

結局2か月ぐらいでよくなって勉強を再開できました。

9月でした。猛勉強しました。しかし、1週間しか続きませんでした。

 

やっぱり無理なんだ。あきらめたい。でも、やめるのこわいな。

 

とおもって結局、何もせずに1か月たちました。

 

試しに、文化祭にいってみました。

そしたら文化祭がとても楽しかったです。

 

この経験から

大学を直接訪問して授業見学などしたら、モチベーションがあがるとおもって

5個の大学に潜り込んだり、見学したりしました。

 

やっぱ大学にいきたい!

 

頑張ろうと思いました。

 

しかし、3日しかつづきませんでした。

 

あきらめることにしました。

おばあちゃんに大学を諦めることを相談したら、おばあちゃんが退職してから社会人入試で大学に行った話をききました。

 

その話を聞いて、たしか理科大は社会人入試があった気がするナート思って

調べてみたら理科大に社会人入試がありました。

社会人入試とは、面接と志望理由書で合格判断する入試制度のことです。

 

理科大の社会人入試と、関東圏で数学科がある大学で一番偏差値が低いところをうけてだめだったらもう大学はあきらめようとおもいました。

 

 

そこで、知り合いに教師だった人がいたので志望理由を一緒に考えてもらい、

なんとかしあげました。

 

12月から試験当日まで勉強しませんでした。

 

試験日の4日前に試験がすごく怖くてにげたくなりました。

このままいくと暴食して家から出たくなくなって試験を受けなくなりそうだったので、

ずっと行きたかった大阪に夜行バスで行ってみました。

 

大阪でやりたかったことはただ二つ。生の大阪弁をきき、大阪の女の子をナンパすることでした。

 

ナンパは100人するつもりでしたが、3人声をかけてみてこころがおれました。

2日滞在するつもりでしたが、いやになったので、夜行バスで来た日にかえりました。

 

結局、ナンパのダメージで家から出たくなくなり、入試当日、入試が始まる5分前に到着し、ぎりぎりでした。

 

何とか受け切りました。

 

理科大の試験は面接だけでしたが、体調を崩して、頭がボーとして、せきもとまりませんでした。

 

これもなんとかうけきり試験が終わりました。

 

結局、どちらの学校も受かりました。

 

理科大にいくことにしました。

 

あまりにも数学がまだ不安だったので、個別の塾に行くことにしました。20万借りました。小学校から中学校までの数学を重点的に教えてもらいました。

2週間根詰めてやりました。しかし、そっから塾にも勉強もできなくなりました。

また、いけなくってしまいました。

 

このまま入学式を迎えました。しかし全く心が躍りませんでした。

 

私は東京理科大学の夜間の理学部数学科(以下理科大とする)に入りました。その学科はどんなところかというとゴリゴリの数学、証明をめちゃめちゃやる、みんなが嫌いな数学の難しさを凝縮したような勉強をするところです。

 

しかし、私は大の数学嫌いで、数学が一番苦手です。どれだけ苦手かというと、理系のクラスで数学を一年学んだのにセンター試験の数学がの点数が2割でした。

 

それに加え、私は体と心がめちゃめちゃ弱いです。

 

私は腎臓が弱く、食事制限をしないと、体がむくんだり、だるくなったり、頭がボーとしたり、夜にねれなくなったりとさまざまな症状が出てしまいます。体力もあまりありません。

 

メンタルはミスったゼリー並みに弱いです。カップから出そうとしたらゼリーの形にならずぐちゃっとくずれるゼリーみたいに。一回落ち込んだら、10日は引きこもっていました。

 

そんな中で、一番苦手な数学を勉強する学校にはいってしまったわけで、とんでもないに日々を送る羽目になってしまいました。

 

ではなんで数学科に入ったかというと、数学の論理、数学出来る人のあこがれ、アインシュタインへのあこがれというプラスの理由と、社会に出たら数学があまりにもできないことを理由に誰かにひどく馬鹿にされたり、数学ができないままだと生きていけないんじゃないかというマイナスの理由がありました。

 

理科大に入るまで3浪しましたが、実質勉強したの1年くらいです。全く数学を勉強する気になりませんでした。大学に行けばやる気がでるんじゃないか!と思って入学しましたが、全く気持ちは変わらず。

 

入学から一週間は大学に通いませんでした。

 

このままじゃまずいと思い、大学に行きました。

 

いろんな人とと話しました。

夜間部だったので、いろんな世代の方がいて、所属している人間は

面白いと思い、ここで頑張ってみようと思いました。

 

中途半端は嫌だったので全力で頑張りました。

 

初めての中間テスト。

100点取りました。

初めて数学でこんな点数をたたき出しました。

 

しかし、一向に理解できる気配はなく精神的に追い詰められていました。

 

遊びに行きたいけど中途半端は嫌。我慢。

 

食事も我慢できていませんでした。

 

本気の勉強をしてから1か月半ご

6月下旬にもう勉強はいや。できない。

 

となり、7月の期末試験まで一切勉強しませんでした。

 

試験勉強をここまでしなかったのは初めてのことで、テストを

受けるのが怖くなってしまいました。

 

テストを三日さぼりました。

 

このままじゃまずいとおもいそのあとは何とか受け切りました。

 

しかし、テストに出席しなかったので、留年が決定してしまいました。

 

夏休みに入りました。

学校はやめることを決意しました。

そのことをおばあちゃんに伝えました。

おばあちゃんはいいました。

 

単位をとるだけでもいいんじゃない?

大学に行くこと自体りょうの人生にプラスになるから

 

その言葉をきいて後期も通ってみようと思いました。

しかし、普通の大学生のように勉強もろくにせずに大学生活をおくるのは

嫌だったので何かに挑戦してみようと思いました。

 

バイトを始めました。塾の講師をやってみたかったので数学の講師になりました。

しかし、第一回目の授業準備のやる気が一切でず、

ほとんど準備もせず当日を迎えました。罪悪感が半端なく、家から一歩も出られそうにありませんでした。塾に当日に休むことを伝えるのは、気まずすぎてなかなか連絡できず結局授業が始まる1時間前に連絡しました。とても職員の方にはかなり迷惑を掛けました。自分には存在価値があるのか疑いました。この現実を受け入れられず、2週間引きこもりました。

 

数学の単位を取るのでさえ、数学の勉強がしんどくなってきました。

数学だけでなく、学ぶということ自体がしんどくなってきました。

得意だったはずの英語の勉強も苦痛になりました。

 

ビジネスを始めました。ここなら自分が変われると思って始めましたが、

成長に伴う苦痛に耐えられるず、すぐにビジネスもやめてしまいました。

 

学校のテストが始まりました。体調が悪い中なんとか受け切りました。

 

追試がありましたが、できない自分を認めるのが怖くて、追試から逃げました。

 

とうとう後期が終わりました。

 

学校をやめようと思いました。

 

周りの大人に相談しました。

 

結局1年休学して様子を見ることにしました。

1年後やめたかったらやめるということにしました。

 

ドイツにいってドイツビールが飲みたかったので、

バイトを始めました。

 

バイトはカフェ、イタリアンレストランの給仕、レストランの厨房の三つをかけもちしました。

しかし全部2週間以内にやめてしまいました。

カフェは忙しすぎてつらいのでやめました。

イタリアンレストランの給仕も体がつらすぎてやめました。

レストランの厨房のバイトは、体がだるすぎて、思うように体と頭が動かず

くそほど怒られて、迷惑をかけたのでやめました。

 

この世に生きてく価値はあるんだろうか。

 

悲嘆にくれました。

 

何もせず一か月が過ぎました。

暴食もとまりません。

冷蔵庫の中身をあさる。妹、弟がたべるものもたべてしまう。あやまっても、また食べる。兄弟からも嫌われ者。家族からもガンのようにあつかわれました。

 

このままじゃいけない。なにか目標がないといかん。

自分の得意科目は英語。それを伸ばすために大学に入りなおそうと思いました。

 

一日中英語を勉強。しかしぜんぜんわかりませんでした。

得意だったはずの英語がわからん。

絶望。

 

2週間しかもちませんでした。

 

じぶんにはなにもなくなりました。

 

バイトもやる気が出ない。体調が悪すぎて、何のバイトもできるきがしませんでした。

 

動画を見まくる、暴食、よふかし、風呂にはいらない。

そんな日々が二か月続きました。

 

自暴自棄になるのもあきたので、試しにスーパーのレジを

やってみました。

 

夕方17時から3時間のバイトから始めました。

 

10月

最初の2週間

体がだるすぎて、れじでさえしんどい。

何度もやめようと思いました。

からだがだるすぎてバイト中なんどもにげたくなりました。

2週間がすぎたあたりからバイトになれてきました。

 

12月

生活を改善するために朝にバイトをはじめました。

朝は弱いのでなんどもちこくなりそうにあなりました。

家庭教師をはじめました。

 

1月

食事も改善できず、バイトも毎日しんどくやめたいとおもう

日々がつづきました。

このままじゃまずいとおもい、本を読んで生活を改善しようと

おもいました。本におかねを使うのが怖かったですが、

毎日bookoffで本を買い、結局一か月で3万つかいました。(収入はそのとき5万ほどです。)

 

 

2月

本をかいつづけました。

 

自殺はしたくなかったけど、自分という存在からは逃げたかった。

自殺する人ってどんな気持ちでしてしまうのかしりたくなり、ふじの樹海に

行ってみました。自分が降り立ったところがふじの樹海っぽくなかったので、

ある施設の職員にふじの樹海はどこかきいたら、樹海の場所をおしえてくれたのち

自殺しないでくださいねと言われた。さすがに笑えた。

 

結局自殺者の気持ちはわからなかった。

 

3月

岡本太郎の本を読んで驚愕した。感動した。

岡本太郎のようにいきたいと強く思う。

岡本太郎がフランスで恋したように燃えるような恋をしたいとおもった。

 

4月

初恋に落ちる。

 

付き合う

 

5月

学校に行き始める。

学校嫌すぎた。彼女に愚痴った。

 

距離を置きたいといわれる。

 

打ちひしがれる。

 

しんどすぎて、文学作品をよみあさった。

 

数学に将来をみいだせない。

はまれない。はまりたくもない。

 

ホリエモンの本を読んで自分がハマりたいものを徹底的にやれと書いてあった。

 

フランス語ならはまれる。

学校行かないで、フランス語やろー。

 

6月

 

 

じぶんがいかにクソかをおもいしり、本気で変わりたいと思った。

 

距離を置きたいと言われた考えられる原因

その子との人生の質の差に圧倒され、自己嫌悪。他人と比較して自分をいやしめる。

 

宣言したことをことごとくやらなかった。

勉強頑張るっていったのに、全然頑張れなかった。

性格を変えていきたいといったのに全然かわらなかった。

孤独にたえられなかった。

 

 

本買って、読んで、色々試した。

7月

やる気満々

 

6月

しんどい、やめたい。

セミナーに参加して、10万円騙された。

 

8月

だらたら。

学校に行くか行かないか、決断するのが怖くて、だらだらと日々をすごす。

 

信頼できる人にそうだん。

自分の進路はじぶんできめろ。

他人のアドバイスをもらって、そのように行動したら、その人に自分の人生を背負わせることになるから。甘えてるね。

 

本を読む時間をちゃんと作った。

 

 

9月

親と殴り合いのケンカになり、中途半端な自分を反省。勉強したい気持ちはあったので、数学は嫌だったが、学校に行くことを決意。

 

この半年は問題が起きたら自分も誰も責めず淡々とそれを解決するために行動していこうと決意。

 

いろんな人、本の出会いでなんとか学校に通っている。