センター試験は、出題者との推理ゲームだ!!

「ゲーム感覚で、勉強出来たらいいのにな」

「英語、暗記ばかりでつまらない。」

 

そんなあなたこそ、センター試験を使って勉強することをおすすめします。

 

「どういうことだよ、ただの試験やん、そんなんやってもおもんないわ」

 

とあなたは思っているでしょう。

 

実は、センター試験は推理ゲームなのです。

 

どういうことなのか、具体例を含めてせつめいしましょう。

 

次の問題を見てみよう。

 

さて、日本で一番高い山は?

①富士山

カップヌードル

浅田飴

 

これでは、日本で一番高い山が富士山だと知らなくても正解できてしまいます。

 

もちろんこれは極端な例だが、基本的には同じことで

択一式では、正解がズバリ書いてあるので、

ちゃんと正確に答えがわかっていなくても、

正解できてしまう傾向があります。

 

それでは出題者側としては困ってしまいます。そこで、そういうことのないように、

ニセの選択肢に様々な工夫が凝らされています。

 

推理小説に例えるとわかりやすいかもしれないです。

推理小説では、読者がなるべく犯人に気づかないようにいろいろ工夫しています。

犯人をなるべく犯人らしくなくしたり、

他にもっと犯人っぽい人物を登場させたり。。。

 

それと同じで、択一式問題でも、正解を正解らしくなくしたり

正解以上に正解らしい誤答を作ったり...といった細工を

選択肢にほどこしているのです。

 

ニセの選択肢は、単なる無邪気なデタラメではないのです。

 

つまり、受験生は、そういうmisdirectionやmisleadにも、

 

引っかからないようにしなければならないのです。

 

択一式は、実力だけがすべてのマラソンではなく、落とし穴だの、

インチキ標識だのがある障害物競走なのです。

障害物にひっかかって転んでしまっていい成績が出せない人も

当然います。

 

隠してあるからこそ、見つけ出せる

ようするに、ハッキリ言ってしまえば、受験生が間違えるように、

選択肢には色々と工夫がしてあるのです!

 

というと、悪いだけの話のようだが、これがそうではない。

”ダマしのテクニック”が使ってあるということは、

 

それがどういう隠し方であるのかを知れば、

その逆をたどって、正解を知ることができる

 

ということなのです!!

 

推理小説でも、あんまり腕の良くない作者は、独特のクセがあって、

たとえば犯人をいつも一番無実っぽくしたりするので、

それを知っていると逆に、いちばん無実っぽい人が犯人と、

すぐにわかってしまうのです。

 

それと同じことなのです。

 

もちろんセンター試験の出題者は、三流推理小説家とはちがって、

とてもすぐれています。

しかし、”ダマしのテクニック”は好き放題に使われるものではなく

(そんなことをしたら、激しい批判を受けてしまいます。)

 

使われなければならないという必然に応じて

適切に使われるもの

 

なので、結局、三流推理小説家なみに

 

手口がマンネリにならざるを得ない

 

のです。

 

実にありがたいことですね。

障害物は、ただまともに走っているだけならマイナスでしかなく、

うまく避けることができれば、それでOKというようなものだが、

そんな消極的なことでは、恐ろしくもったいないですね。

 

マイナスは必ずプラスに転換できる。

 

ただのマラソンなら上位になれない人でも、障害物を逆用したら

近道を見つけることができるとなれば、上位も夢ではないのです!!

 

まとめると、

センター試験は3つの利点がある。

1.ゲーム要素がある

2.誰にでもできる

3.下克上をおこせる